マー君(原作)
「もし、もし、これが本当なら、私は……どうなる?」

勝田の自殺支援依頼はリストカットだ。ただ、自殺を謀ったことがないため、これで死ねるものなのかわからないが。

だが、マー君の惨殺ぶりから、リストカットで済むはずがない。手首ごと切り落とされるだろう。

もしくわ、両手両足切り落とされ、人間だるまになるか……。

想像しただけで身の毛が立つ。パソコンの薄明かりの中、勝田は暗いリビングを見回し、誰もいないのを確認した。

「惨殺されるのか? 私も――バラバラに」

脳裏に自分のバラバラ死体が過ぎる。

とても、耐えられない。そんなむごい死に方をするなら、自殺したほうがマシだ。

だが、それができなくて、こんなことをしてしまったのだ。

勝田は、歯を食いしばりながら、掲示板を凝視した。

順番では次が私だ。

きっと私が殺されたら、ここに返信されるのだろう。

思い悩んでいると、つけっぱなしのテレビが急に静かになった。

もう放送終了時間か。そう思いながらふと顔を上げると、誰かと目があった。
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