マー君(原作)
<11>
「復讐?」
洋太は始めてモニターに映るマー君から殺意を感じた。表情はかわらないが、白い仮面からは言い知れぬ恐怖を感じる。
もし今制御されていなければ、感染していただろう。
「マー君、無駄なことは言うな。君は説明だけすればいい。それとも削除されたいか?」
ジョーンが脅すようにマー君に警告した。だが、マー君は反省するどころか、嫌味を言ってきた。
「ふん、どうせ削除できないくせに。今ここで僕を削除しても、ネット上にいる僕の体の半分は削除できない。
僕を削除できるのは、僕の体が一つになった時だけだ。だから、削除できない」
「そ、そうなんですか?」
洋太は自分の耳を疑った。
削除できない。
だったら、ここいるマー君は飾り物にしかすぎない。
ネット上にいるマー君、ここにいるマー君、二つが一つになった時、真のマー君の姿となるなら。
ジョーンは顔をしかめ言いづらそうに説明した。
「我々は、マー君を削除しようとした時、失敗しました。
あの時マー君の能力を確かめるため試験的にですが、ここにいるオリジナルのマー君をネット回線に接続しました。
そして−−」
「復讐?」
洋太は始めてモニターに映るマー君から殺意を感じた。表情はかわらないが、白い仮面からは言い知れぬ恐怖を感じる。
もし今制御されていなければ、感染していただろう。
「マー君、無駄なことは言うな。君は説明だけすればいい。それとも削除されたいか?」
ジョーンが脅すようにマー君に警告した。だが、マー君は反省するどころか、嫌味を言ってきた。
「ふん、どうせ削除できないくせに。今ここで僕を削除しても、ネット上にいる僕の体の半分は削除できない。
僕を削除できるのは、僕の体が一つになった時だけだ。だから、削除できない」
「そ、そうなんですか?」
洋太は自分の耳を疑った。
削除できない。
だったら、ここいるマー君は飾り物にしかすぎない。
ネット上にいるマー君、ここにいるマー君、二つが一つになった時、真のマー君の姿となるなら。
ジョーンは顔をしかめ言いづらそうに説明した。
「我々は、マー君を削除しようとした時、失敗しました。
あの時マー君の能力を確かめるため試験的にですが、ここにいるオリジナルのマー君をネット回線に接続しました。
そして−−」