マー君(原作)
マズイ、マズイ、マズイ!
頭の中でもわかっていても動けない。逃げないといけないのに。
いや。
逃げる訳にはいかないから動けない。ここで逃げたら父さんも母さんも連れていかれる。
皆一緒。
一人はいやだ。
凪は震える足に力を入れ、走った。ノートパソコンの方へ。
「あれ〜、頑張っちゃうの。僕が怖くないの〜」
凪はマー君に見向きもせず、ノートパソコンの後ろに回り、勢いよく電源コンセントと水色のコード−−ネット回線を切断した。電話回線からネットを通していたため、これを抜けばネット回線は切断される。マー君がネット上の殺人鬼なら−−。
「くそ、くそっ! くそおおぉぉ! ネット回線を切りやがったな!」
予想通り。ノートパソコンの画面から突き出ていた黒い腕が、徐々に画面の奥に吸い込まれていく。
「くそがああああああ!」
そしてマー君は消えた。凪は本当に消えたか確認するため、恐る恐るパソコン画面を覗き込んだ。
画面は暗く、手は生えていない。
頭の中でもわかっていても動けない。逃げないといけないのに。
いや。
逃げる訳にはいかないから動けない。ここで逃げたら父さんも母さんも連れていかれる。
皆一緒。
一人はいやだ。
凪は震える足に力を入れ、走った。ノートパソコンの方へ。
「あれ〜、頑張っちゃうの。僕が怖くないの〜」
凪はマー君に見向きもせず、ノートパソコンの後ろに回り、勢いよく電源コンセントと水色のコード−−ネット回線を切断した。電話回線からネットを通していたため、これを抜けばネット回線は切断される。マー君がネット上の殺人鬼なら−−。
「くそ、くそっ! くそおおぉぉ! ネット回線を切りやがったな!」
予想通り。ノートパソコンの画面から突き出ていた黒い腕が、徐々に画面の奥に吸い込まれていく。
「くそがああああああ!」
そしてマー君は消えた。凪は本当に消えたか確認するため、恐る恐るパソコン画面を覗き込んだ。
画面は暗く、手は生えていない。