マー君(原作)
「テレビを見ている皆、はじめまして。僕は−−」

間を置いて、はっきり言う。

「マー君。ネット上の殺人鬼」

凪は目の前で繰り広げられている光景が信じられなかった。今マー君、そして黒の仮面が対立している。マー君はテレビを、黒の仮面はネットで−−。

マー君はテレビに翳している手を下ろし、にやついた。黒い姿に、白い仮面、それは悪魔の笑みに見えた。

「さあーショーの始まりだ。抗ってみろ、黒の仮面」

マー君はテレビを見たまま動かなかった。だが、凪は動けなかった。マー君の鎌は凪の首に当てられたままだった。
< 457 / 604 >

この作品をシェア

pagetop