マー君(原作)
<23>
「・・・・・・何が言いたいんだい?」
マー君は片手で仮面を押さえながら、ゆっくり立ち上がった。雨はマー君のすぐ目の前に立ち、鋭い目つきでマー君を見つめていた。
そのまま、しばらく二人は膠着状態になり、薄暗いリビングに重い張り詰めた空気が満ちた。凪は光也、雨を見比べたが、二人とも動かない。光也は黙ったままマー君に銃を向け、雨とマー君は睨み合っている。
状況は黒の仮面に有利と思われた。マー君は武器がなく、銃をつきつけられている。それにこっちには雨と光也、仲間が多い。だけど、マー君には銃は効かない。ダメージらしいダメージは、仮面を剥がされた時だけだ。まるで苦しんでいるようだったけど−−。
「あなたは、隠したいんでしょ? 自分の心を−−」
長い沈黙を破ったのは雨だった。彼女はマー君を真っ直ぐ見つめ、静かに言った。その声はリビングに響き、闇の中へ吸い込まれていった。
「僕が? 心を隠す? ハハハ何−−」
「素直じゃあないわね」
マー君の言葉を遮り、雨は鼻で笑った。それを見たマー君は一瞬動き止めた。明らかにマー君を挑発した行為だ。
「・・・・・・何が言いたいんだい?」
マー君は片手で仮面を押さえながら、ゆっくり立ち上がった。雨はマー君のすぐ目の前に立ち、鋭い目つきでマー君を見つめていた。
そのまま、しばらく二人は膠着状態になり、薄暗いリビングに重い張り詰めた空気が満ちた。凪は光也、雨を見比べたが、二人とも動かない。光也は黙ったままマー君に銃を向け、雨とマー君は睨み合っている。
状況は黒の仮面に有利と思われた。マー君は武器がなく、銃をつきつけられている。それにこっちには雨と光也、仲間が多い。だけど、マー君には銃は効かない。ダメージらしいダメージは、仮面を剥がされた時だけだ。まるで苦しんでいるようだったけど−−。
「あなたは、隠したいんでしょ? 自分の心を−−」
長い沈黙を破ったのは雨だった。彼女はマー君を真っ直ぐ見つめ、静かに言った。その声はリビングに響き、闇の中へ吸い込まれていった。
「僕が? 心を隠す? ハハハ何−−」
「素直じゃあないわね」
マー君の言葉を遮り、雨は鼻で笑った。それを見たマー君は一瞬動き止めた。明らかにマー君を挑発した行為だ。