マー君(原作)
前方に道が見えてきた。
そこからは大通りになっており、車が忙しなく走っている。
あそこまで行けば……。
「もしもし?」
ようやく電話が繋がった。
早紀は早口で今あったことを伝えながら、後方を確認した。
まだ追ってきていないようだ。
「ど、どうした、早紀?」
早紀の声に異変を感じたのか、勇気が心配そうに聞いてくる。
その声に早紀はとにかく喋った。
もはや何か喋っていないと、頭がおかしくなりそうだった。
「聞いて! あの、化け物が、春香が、春香が!」
「春香がどうしたんだ?」
そこまで言った時、早紀は見た。
あれを。
はるか後方から仮面をつけた春香が追ってきた。
凄いスピードで。
手には鎌らしき物を持っている。
そのスピードは人間とは思えず、どんどん早紀との距離を詰めていく。
早紀は一気に混乱に陥り、携帯を捨てて泣き叫びながら車が走る大通りに向かって走った。必死に。
しかし、春香はどんどん近づいてくる。
車より早く――。
そこからは大通りになっており、車が忙しなく走っている。
あそこまで行けば……。
「もしもし?」
ようやく電話が繋がった。
早紀は早口で今あったことを伝えながら、後方を確認した。
まだ追ってきていないようだ。
「ど、どうした、早紀?」
早紀の声に異変を感じたのか、勇気が心配そうに聞いてくる。
その声に早紀はとにかく喋った。
もはや何か喋っていないと、頭がおかしくなりそうだった。
「聞いて! あの、化け物が、春香が、春香が!」
「春香がどうしたんだ?」
そこまで言った時、早紀は見た。
あれを。
はるか後方から仮面をつけた春香が追ってきた。
凄いスピードで。
手には鎌らしき物を持っている。
そのスピードは人間とは思えず、どんどん早紀との距離を詰めていく。
早紀は一気に混乱に陥り、携帯を捨てて泣き叫びながら車が走る大通りに向かって走った。必死に。
しかし、春香はどんどん近づいてくる。
車より早く――。