消えた同級生【玩具の女編】
淑ちゃんが珍しく不愉快そうな顔をした。

「何考えてるかわからないっていうか…」

「そうだね…気をつける」



私も感じた。優しい目なのに…何だか笑ってない様な気がして…

私がチラリと寒河江の方を見ると、寒河江は私の方を見ていた。

私は思わずドキッとしたが、お互い同じくらいのスピードでゆっくり目を反らした。













もしかして犯人は…
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