キミと生きた時間【完】

「うわぁぁ!!すごいっ!!!」


空にはためくたくさんのこいのぼりに目を奪われ、あたしは声を漏らした。


連れてこられたのは学校の近くにある森林公園だった。


大きな野原には、サイクルコースやアスレチックまである。


幼いころは両親に連れられてよくお弁当を持って遊びに来たけれど、最近は足が遠のいていた。


「ここ、最近見つけた俺の穴場スポット」


こいのぼりのよく見える日陰のベンチに腰かけると、宇宙君はこいのぼりを眺めながら得意げにそう言った。


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