幼馴染の甘くない愛情Ⅰ
「じゃあまた放課後」
散々あたしを攻め立てた挙句、
案外あっさりと
自分の教室に向かった大雅。
あぁ、教室に入りたくない。
明菜たちもう来てるかな…
おそるおそる教室を覗くと
明菜たちが話しているのが見えた。
そしてすぐに目が合ったかと思えば
「瑠奈ぁ!!!!」
そう言って駆け出してきた明菜。
それも笑顔で。
何を言われるのか、
昨日の今日だし。
今までの経験上あたしは
覚悟を決めた。