幼馴染の甘くない愛情Ⅰ
「あーっ!瑠奈笑わないでよーっ!」
そう言って怒る明菜は
全然怖くなくて
むしろ可愛かった。
「笑ってないよ、嬉しかっただけ」
「えー?何それー?っていうかあのイケメンとは本当に付き合ってないの?」
「…うん、付き合ってないよ」
大雅にとってあたしはただの下僕。
暇つぶしの玩具みたいなモノ。
それは言いたくないから言わない。
「幼馴染なんだ…」
「へぇ、明菜たちみたいな感じ?」
「うーん、ちょっと違うかも。でもそんな感じ」
「えーそのちょっとが気になるっ!」
明菜に詰め寄られたけど
拓篤が止めに入って
なんとなく大雅の話は終わった。