時猫
「……」
斎藤も、無言の無表情で入っていく。
それに続く、土方や近藤。
暫くして全員が部屋に収まり、宴が始まった。
「椿さんお酒飲みますか?」
沖田が聞いてくる。
「私は飲まないわ」
未成年だし。
椿は、お茶を飲んでいた。
「そうか。まだ椿は子供…」
「何か言いました?土方さん」
あからさまに怒り丸出しの椿。
だが、
「………言った。お前はまだ子供だと」
「あ…あのねえ。もっと別な言い方があるでしょ?“冗談だ”とか!」
「俺は冗談を言わない主義だからな」
土方の方が、一枚上手だった。
余裕の笑みを浮かべながら、土方は酒を飲む。