お前のすべてを愛してやる【完】
「えー!!」



「信、うるさい。黙れ」



衣月に怒られ信は大人しくなった。



わたしはどこでも…と言ったが本当は達哉の隣で良かったと思っていた。



間に挟まれても困る。



それに近い距離で呼び捨てで呼ばれたら、どんな顔をしていいのか分からない。



そんなことを考えていると高校が見えてきた。



亜矢乃の高校は都会から少し外れた場所にある。



近くにコンビニは一つ。



ファーストフードも一つ。



それ以外なにもない。
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