お前のすべてを愛してやる【完】
「よし、お前ら3人で行けるな」



達哉の運転する車が校門前に停まり声を掛けた。



衣月と信が降り、亜矢乃も降りようとした時、達哉に声を掛けられた。



「亜矢乃、無理すんなよ?」



「ありがとう、達兄」



亜矢乃は笑顔で返した。



「亜矢乃ー、早く来いよー」



「あ、はい」



少し遠くで信が呼んでるのが聞こえて亜矢乃は小走りで近付いた。



達兄には笑顔で話せるのに、この二人相手だとどうしても顔が強張ってしまう。
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