お前のすべてを愛してやる【完】
亜矢乃も真琴も隠れている間、心臓がバクバクだった。



(やっだ!!憧れの藤澤くんと二人きりだなんて…!!)



やっぱり興奮している真琴と。



(ど、どどどどうしよー!!)



やっぱり男に免疫がない亜矢乃。



そんな亜矢乃を見て衣月は小声で話し掛けた。



「なぁ、あんた。男に緊張してんの?それとも俺に緊張してる?」



耳元で話し掛ける衣月に亜矢乃は体をくねらせた。



「あれ?耳、弱かった?」



くくっと、喉で笑う声が聞こえ亜矢乃は全身が真っ赤になっていく気がした。
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