お前のすべてを愛してやる【完】
「楽しかったね!」



「うん、楽しかった」



色々あったけど、ホットドック食べたり、飲み物シェアしたり(途中で間接キスだと気付いた時は焦ったけど…)大倉くんの過去の話も聞いた。



大倉くんの大切な人は、もう二度と会うことはできないけど女の子が嫌いな大倉くんが、わたしを好きになってくれた。



それだけで、幸せ。



恋愛なんかしないと思ってたのに、それを叶えてくれた。



この先、何があるか分からないけど彼が好きになってくれたこと、わたしは忘れない。
< 252 / 348 >

この作品をシェア

pagetop