【続】朝の旋律、CHOCOLATE
病は気から。
ちょっと違う気はするけれど、どうにも鬱々と、不安感に押しつぶされそうだった私の体調は。
夕方、哲が来てくれても笑えないくらい、落ち込んでいた。
いつものように持ってきてくれた、ちょっと高いアイスクリームは。
今日は大好きな抹茶味だったけど。
「………いらない」
点滴、液漏れして痛いし。
なんか、寒いし胸痛いし。
枕、固いし。
帰れないし。
血圧ばっかり計るし。
私いなくても、仕事できるし。
哲だって。
私いなくっても、平気じゃん。
なんて。
…ただの、わがまま。
本気でなんか、思ってないのに。
八つ当たりのような。
多分、私が言われたら、間違いなく引くようなことばかりを。
心の中だけで、叫んだ。
口に出さないだけの分別があって良かったのか、悪かったのかは、解らないけれど。