【続】朝の旋律、CHOCOLATE
割と遅い時間。
一緒にごはんを食べて、帰る素振りの無い哲と、私。
特にイチャイチャしていた訳でもなく、何となくお互いにテレビを見たりしていた、時。
哲の携帯が、鳴った。
「社長だ」
ダンスに行った社長の帰りはいつも遅いから、今帰って来たのかも知れない。
はい、はい、と。
仕事の時のような声で、落ち着いて返事をしていた哲が突然。
「……明日!?」
と。
声を裏返した。
な…にが明日なんだろう。
ちらりと私を見たから、きっと私の事だろうと、思う。
「わ…かりました、片付けときます」
電話を切った哲に、何がどうなったのか、視線だけで訊ねると。
「…………蜜、同棲です」
「え?」
「……その壁ぶち抜いて…ドア付けるって」
明日、いきなり。
………え?
……………ええええええ!?