【続】朝の旋律、CHOCOLATE


「抱かせて抱かせて!」


やーん。

ちいさーい。
でも重ーい。

わっふわふ~!



どうして動物の赤ちゃんって、みんな同じ顔してるんだろう。

キラキラと好奇心旺盛で。

自分が傷つけられる心配なんか、これっぽっちもしていない、目。



この目、絶対に裏切れないよねぇ。




「ああっ…いくついるの!?」


真ちゃんの腕の中で、やっぱり千切れんばかりに尻尾を振る、白と黒の、ふわふわ、わっふわふ。




「4匹」


「あああああ………」




たまんねえ!!!
チクショウッ!

なんでこんなに可愛いんだ!!



ちょこちょこと歩いては、フローリングに滑ったりして。

真ちゃんの靴下を噛んだり。
哲の膝によじ登ったり。




「ちょっとキラちゃん!もうちょっと警戒させようよ!」


駄目だよ、こんな無邪気にじゃれついてたら、すぐ攫われちゃうよ!



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