【続】朝の旋律、CHOCOLATE
「それからな」
真ちゃんは、繰り返し私の涙を拭う。
階段の、真ん中で。
「ストーカー野郎に投げ出すつもりしてたなら」
その前にまず俺に、ヤらせんのが筋だろ?
と。
耳を口に含んだんじゃないか、ってくらい近くで、はっきりと。
そう、言った。
「…………な…んで…」
「だってしてみたいんだもん」
「…………やっ……やだよ!!」
「なんでョ!どうせ哲から逃げる気なら、俺がヤり倒したっていいじゃねーのョ!」
「馬鹿ふざけんな!なんでそんな事ばっかり言うの!」
ちょっと寄らないでよ!
カッコいいとか思って損した!
ヤり倒すって!
どんだけ激しくする気だ!
哲んとこ行くんだから、そこどいてよーっ!!