Again -もう一度恋して-
「颯ちゃん!」
「真奈美、ちょっと行ってくるよ」
心配で呼び止めた私を安心させるように軽く頷いて斗真の後に続いて行ってしまった。
「全く、あいつは何を考えているんだ」
やっぱり心配だ。
二人の後を追いかけてた。
「ちょっと待ってっ!!」
私が階段の下から声をかけると、ちょうど部屋に入って行くとこだった。
「盗み聞きしたら、罰金百万円だから」
「はあ?何よ百万円て……」
「いいから姉ちゃんは大人しく待ってろよ」
「真奈美、大丈夫だから待ってろ」
二人とも何なのよ。もう……。