Again -もう一度恋して-
「とりあえず、黙って付いて来てくれない?」
仕方なく付いて行くと……。
会社を出て、山本さんは喫茶店に入って行った。
私もすぐ後に続いて中に行くと。
窓側のテーブルに座っている、男の人に近付いた。
「岡崎常務、白石さんを連れて来ました」
「ああ、君は戻っていいよ」
山本さんは喫茶店から出て行ってしまった。
どうすればいいか分からなくて立ち尽くしていると。
「どうぞ、座って」と言われて向かい側に腰を下ろした。
この人、常務って呼ばれてた。
望月コーポレーションの人?
「どうしますか?」
「え……?」
「飲み物です。話しが長くなるかもしれませんから」