空の下の約束
「佐藤さんが見たらしいんだけど、星野先生に色目使ってたらしいよ。やっぱり逆玉ねらい?キャバ嬢ならそれくらい朝飯前よね。ハハハハァ」


そんな…私…

   
「無理無理。キャバ嬢相手にするほど星野先生困ってないじゃん!」


そんな事考えたことない。


色目?そんなの使ってない。使うならそれくらい仕事柄自覚できる。


皆私をそんな目でみてたの?


もういい…他人なんてどうでもいい…でも…くやしい…


ポロッ…涙?ポロッ…


私こんなに弱くない…何で?


「どうしたの?こんな早くに」


後から声をかけられ思わず振り向いてしまった。
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