恋愛ターミナル
*
しん、と静かなリビング。ソファで横になり、気付いたら夕陽が壁を染めていた。
「4時半か……」
部屋を見てみるけど、帰ってきた形跡はなし。
あれからずっと電源は切って、徹平を避けてるのは私の方だけど。
でも、普通そのまま遊べる? 私のことが気になって、友達と居ても楽しめないんじゃないの?
「もう、や……」
こんな私の行動に動じないと、自分が悪く感じてしまう。
自分のしたことに自己嫌悪して、でも、謝る余裕もなくて。
大体、やっぱり悪いのは私じゃないと思うし、それ考えるとずっともやもやしたまま。
そのまま目を瞑ってぐるぐると考え続けていたら、いつの間にか起きたばかりだというのにまた眠っていた。
「……り……」
あれ。なんだろう。なんか懐かしい感じ。
もしかして、呼ばれてるの、私? それに、ここ、高校じゃない。
校舎沿いにある緑のフェンス。その奥のグラウンドでサッカーしてる生徒。
あ。あれ、徹平ぽい。
しかも、こっちに近づいてくる。
「凛々」
「へっ?!」
ぱちっと目を開けた視界に入ったのは、グレーのパーカーの徹平。
私の頭を撫でていた手を降ろし、ちょっと、しゅんとした顔をして私の横に正座してる。
「ずっと寝てたの? 電話とメールしたけど……夜メシは?」
「ん、そうみたい。なにも食べてないや……」
まだ夢の映像がぼんやりと残っていて、目を閉じながらそれを反芻していた。
懐かしかったな……自分の視界だったから、ちらっとしか見えなかったけど、私も制服着てたっぽい。
しん、と静かなリビング。ソファで横になり、気付いたら夕陽が壁を染めていた。
「4時半か……」
部屋を見てみるけど、帰ってきた形跡はなし。
あれからずっと電源は切って、徹平を避けてるのは私の方だけど。
でも、普通そのまま遊べる? 私のことが気になって、友達と居ても楽しめないんじゃないの?
「もう、や……」
こんな私の行動に動じないと、自分が悪く感じてしまう。
自分のしたことに自己嫌悪して、でも、謝る余裕もなくて。
大体、やっぱり悪いのは私じゃないと思うし、それ考えるとずっともやもやしたまま。
そのまま目を瞑ってぐるぐると考え続けていたら、いつの間にか起きたばかりだというのにまた眠っていた。
「……り……」
あれ。なんだろう。なんか懐かしい感じ。
もしかして、呼ばれてるの、私? それに、ここ、高校じゃない。
校舎沿いにある緑のフェンス。その奥のグラウンドでサッカーしてる生徒。
あ。あれ、徹平ぽい。
しかも、こっちに近づいてくる。
「凛々」
「へっ?!」
ぱちっと目を開けた視界に入ったのは、グレーのパーカーの徹平。
私の頭を撫でていた手を降ろし、ちょっと、しゅんとした顔をして私の横に正座してる。
「ずっと寝てたの? 電話とメールしたけど……夜メシは?」
「ん、そうみたい。なにも食べてないや……」
まだ夢の映像がぼんやりと残っていて、目を閉じながらそれを反芻していた。
懐かしかったな……自分の視界だったから、ちらっとしか見えなかったけど、私も制服着てたっぽい。