【続】クールな彼が好きすぎて困るんですが!!


お恥ずかしいです……。

あはは、と空笑い。

とそこで、山田くんの顔色を伺いつつひとつ提案をしてみる。



「あの、これいっせいに開けませんか?」


「……え?」


「ふたり同時に」


「……あぁ、いいよ」


「ほんと!?じゃあ、……せーのっ」



パカッと箱のフタを開ける。

……そこに入っていたのは、シルバーのオープンハートのピアス。


ハートの上部にひとつだけ埋め込まれたピンク色の石。光が反射してキラキラと輝いて、スゴくカワイイ。


あたしの好みにどんぴしゃで。

こんなにカワイイものを、あたしのために選んでくれたことが嬉しくて。


きっと、買うときスッゴく恥ずかしかったんだろうなぁ……。


どんな顔して買ってくれたんだろう……そう思ったら、胸の奥が震えて、目頭が熱くなった。


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