アイノカタチ
「笑うな。
全く、急にしおらしく何を言うのかと思えば。羨ましいだの憧れるだの。
背中が痒くなるだろ」
社長がう~、と背中を掻きながら言う。
でもね、社長。
強がってるけど。
すっごい顔、赤い。
「私、本音を言っただけなんですがねぇ。
そんなに恥ずかしいことですか?」
吹き出したいのを我慢しながら、問い掛ける。
「だってねぇ?」
「正直僕たち、怖い人、で会社では通ってるし。こいつ(社長)と軽口たたく事は滅多にないから。羨ましいというよりかは妬み?
憧れと言うよかは、首にならないよう諂い?だからね」
「そうなんですか?」
「そう。
特にこいつ(社長)は、統括者だから、皆からは疎遠されてるし。
だいたい図々しく声をかける奴らは、皆昇級狙いで媚び売るだけだしね?」
それを言われ、なるほど。と納得してしまう。
社長というポストは、貪欲な人間からしたら『妬み』、『嫉妬』、『憎しみ』なんかの負の感情しか頭にないのかもしれない。
そして、一番近しい秘書課なんて、恰好の的になる。
いずれは、自分があのポストへ。
なんて自分のことしか考えない人が多いのかもしれない。
私はなんとなく、そんな『外側』でしか見て貰えない現実に悲しくなった。
「………大丈夫だよ。
そんなに、ションボリしなくても。
俺達は慣れてるし。
自分のことしか考えない連中とは、馴れ合おうなんて思ってもいないし、こっちからお断り。
それに、取りようによっちゃ熱烈な告白受けたから、それで元気貰えたし(笑)」
「えっ、熱烈な告白なんてしてません!何言ってんですか月希さん!」
わたわたと慌てる。
断じて告白紛いな事は言ってもいないのに!
「そうだね。
天にも昇っちゃいそうな、嬉しい告白かも」
月希さんにつられて武惟さんまで。
もうっ!そこは乗らずに弁護してぇ!
「そんなに憧れるなら、俺達の仲にはいるか?」
「けけけっ、結構どす!」
社長のトリプルアタック。
もう自分でも何言ってるのかわかんなくなってきた。
全く、急にしおらしく何を言うのかと思えば。羨ましいだの憧れるだの。
背中が痒くなるだろ」
社長がう~、と背中を掻きながら言う。
でもね、社長。
強がってるけど。
すっごい顔、赤い。
「私、本音を言っただけなんですがねぇ。
そんなに恥ずかしいことですか?」
吹き出したいのを我慢しながら、問い掛ける。
「だってねぇ?」
「正直僕たち、怖い人、で会社では通ってるし。こいつ(社長)と軽口たたく事は滅多にないから。羨ましいというよりかは妬み?
憧れと言うよかは、首にならないよう諂い?だからね」
「そうなんですか?」
「そう。
特にこいつ(社長)は、統括者だから、皆からは疎遠されてるし。
だいたい図々しく声をかける奴らは、皆昇級狙いで媚び売るだけだしね?」
それを言われ、なるほど。と納得してしまう。
社長というポストは、貪欲な人間からしたら『妬み』、『嫉妬』、『憎しみ』なんかの負の感情しか頭にないのかもしれない。
そして、一番近しい秘書課なんて、恰好の的になる。
いずれは、自分があのポストへ。
なんて自分のことしか考えない人が多いのかもしれない。
私はなんとなく、そんな『外側』でしか見て貰えない現実に悲しくなった。
「………大丈夫だよ。
そんなに、ションボリしなくても。
俺達は慣れてるし。
自分のことしか考えない連中とは、馴れ合おうなんて思ってもいないし、こっちからお断り。
それに、取りようによっちゃ熱烈な告白受けたから、それで元気貰えたし(笑)」
「えっ、熱烈な告白なんてしてません!何言ってんですか月希さん!」
わたわたと慌てる。
断じて告白紛いな事は言ってもいないのに!
「そうだね。
天にも昇っちゃいそうな、嬉しい告白かも」
月希さんにつられて武惟さんまで。
もうっ!そこは乗らずに弁護してぇ!
「そんなに憧れるなら、俺達の仲にはいるか?」
「けけけっ、結構どす!」
社長のトリプルアタック。
もう自分でも何言ってるのかわかんなくなってきた。