卑怯な私
翔樹に何言われても、私を裏切る様な事しないよね?
私、優希のこと信じてるよ?
ずっとずっと私は優希を信じてきたんだもん。
鞄の取っ手をギュッと握ると、急に暗くなった。
「ねぇねぇ、1人?」
「俺達とドライブしない?」
暗くなった理由は、2つの影だった。
ナンパか・・・・・・・
しかも古典的なナンパだし。
「ビンゴ」
「よくみると超美人じゃん」
「マジ可愛い」
あんた達にナンパされる為に今まで努力してたわけじゃない。
翔樹に“可愛い”って言って貰えるように頑張って来たんだもん。
ダッ______
2人の間から逃げるように走り出した。
ウザイウザイウザイ
「ちょ、待て」
「逃がすかよ」
しつこく追いかけてくる2人。
居た!