月の満ち欠け
  そしてほどなくすると峻哉は昼間バイトをしながら夜学の高校に通い始めた。




  此処は母親が勤める会社である。




「ねえ、上手くいったでしょう。エヘン。私の演技もたいしたものでしょう。




  でも息子さんひきこもりから無事脱出が出来て本当に良かったですね」
  とその女性は言った。
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