月の満ち欠け
「つまり時は常に流れているわ。今と言う時間を大切にして生きなきゃもったいないと私は思うの。それに比べて私なんて……」
  すると静寂を破ってピピピピピっとケータイの着信音が鳴り響いた。




「あっ、ごめんなさい。驚かせて」
  と美月は言うとケータイを開きメールを読んだ。




「メール母からだったわ。私もうお家に戻らなきゃ!じゃあ失礼しますね。さよなら」
 そう言って美月は立ち上がった。
< 7 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop