乱華~羽をくれた君~Ⅱ【完】
康大を睨むと、ニヤリと笑っている。
肩は抱いたまま…
あたしは力いっぱい腕を振りほどいた。
「信じらんない!!また勘違いされたじゃん!サイテー!!」
「そうカッカすんなって!お前意外にヒステリックだよな」
「ーーーーーーーー!!!」
そう言われて何も言えなくなった。
確かに康大の前だと怒ってばっかだ…
でも、そうさせる康大が悪いわけで…!!!
再び睨むと、
「あいつらがいるとさ、話できねーべ、色々と」
なんて真面目な顔で言うからどきっとした。
なんで急に真剣な顔つきになんの…
調子狂う。
ようやく席が空いたようで、あたし達は奥の方の席へと案内された。
クラスの男子とは席が離れて安心した。