乱華~羽をくれた君~Ⅱ【完】
「あーーーー疲れた!てか笑い疲れ?」
どっかりと椅子に座るとメニューを見始めた康大。
「お前なんにする?あ、ここも俺のおごりだから。感謝しろよ」
偉そうにあたしにメニューを渡した。
「まじで?なんでそんなに気前いいの?」
康大もガソスタでバイトしていることは聞いていたけど、彼氏でもない人に奢られるのはちょっと気が引ける。
「いーからいーから。ちゃっちゃと何でも選びなさいよ」
「へぇ…じゃ、サーロインステーキで!!」
「おまっ…一番たけーやつじゃねーか!」
「だってなんでもって言ったじゃん」
そう言うと口をへの字に曲げて黙りこくってしまった。
いつもやられてるんだからこんくらいいいよね?