わがまま姫♀



この人達なら、許可しかねない。



「あら、もう発売されたの!?」

「見たい見たい!」



?!



「じゃ、やっぱり許可したのって…」

「「あたし達よ?」」



………。



なんの悪びれもない顔で、ケロッと言うお母様方。



「ちょっと、ラブラブじゃないの~」

「近日結婚だって、そうだと良いわね~」



あげくのはてには、あたしから紙切れを奪い取り、2人で眺め出した。



見すぎ見すぎ見すぎ!



「はぁー…」



後ろで流の、深いため息が聞こえた。



なんで許可しちゃうんだよ…。



きっと、「どうせなら派手にいきましょ」とか、言ってたんだろうなぁ。



……勘弁してくれ!



ドッと疲れが出たその時、慌ただしい足音が聞こえてきた。



< 480 / 566 >

この作品をシェア

pagetop