わがまま姫♀



なに勝手な想像してんだよ。



「…慣れてねーよ」

「ま、いろいろ頼むよ。頼りにしてるからさ♪」



そう言って直人は、自分の席に戻っていった。



「はぁー…」



直人が俺を、どういう目で見てんのかは知らないが。



正直俺は、プレゼントなんかあげたことはない。



人の誕生日なんていちいち覚えてないし。



まぁ、そんなわけで…



「慣れてるんだ?プレゼントとかそーいうの」



…なんか今、隣から声が聞こえた?



ゆっくり声のする方に、顔を向ける。



………。



「聞いてたのかよ」



コイツ、さっきまで爆睡してたのに。



「聞いたらヤバい話しでもしてたわけ」

「寝たふりしてまで盗み聞きかよ。いいご趣味で」



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