花火
 

──ボフンッ



「──やっ……!」



私の身体は一瞬にして、ベッドの上にあった。


そして、私の上には先生がいる。



「先生……っ?」



「──渡さない。あいつには」



「え?何を……やぁ……っ!」



先生は私の首もとに顔を埋める。


チクッとした痛みが走った。


何度も、何度も。


私の肌に先生のつけた花びらが散っていく。



「やっ、先生……やめ……っ」



「黙って。」



「んむっ」



先生の指が私の口の中に入ってくる。


器用に私の口内を動き回る指。


それは私の身体を熱くさせるには十分だった。

 
< 98 / 178 >

この作品をシェア

pagetop