BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
「次は小野瀬君か…」
「はい」
私の隣に座るのは直属の上司・大石部長。
兄貴のヘッドハンティングした社員だけに大石部長の見方も他の社員とは違う。
棗が立ち上がって、壇上に上がった。
棗のプレゼン力は高く…前回の『星凛堂』のコンペにも彼が代表者となった。
マーケティングプランナーとしても彼の能力が優れてるけど。
企画力もなかなか…いい。
棗ーーー・・・
堂々とした彼の声に姿に思わず見惚れてしまう。
「…なかなか意表を突いた個性的な企画だな…そう思わないか?白石課長」
「へっ?」
私は会議には不釣り合いな声を上げてしまった。
部下たちの口許に笑みが浮かぶ。
緊張感の漂っていた会議室。
私の間抜けな声が緊張の糸をぶちぎってしまった。
私は棗と視線を合わす。
棗も私のおかしな声に笑っていた。
「はい」
私の隣に座るのは直属の上司・大石部長。
兄貴のヘッドハンティングした社員だけに大石部長の見方も他の社員とは違う。
棗が立ち上がって、壇上に上がった。
棗のプレゼン力は高く…前回の『星凛堂』のコンペにも彼が代表者となった。
マーケティングプランナーとしても彼の能力が優れてるけど。
企画力もなかなか…いい。
棗ーーー・・・
堂々とした彼の声に姿に思わず見惚れてしまう。
「…なかなか意表を突いた個性的な企画だな…そう思わないか?白石課長」
「へっ?」
私は会議には不釣り合いな声を上げてしまった。
部下たちの口許に笑みが浮かぶ。
緊張感の漂っていた会議室。
私の間抜けな声が緊張の糸をぶちぎってしまった。
私は棗と視線を合わす。
棗も私のおかしな声に笑っていた。