いつも同じ空の下で



ヨシキ



あなたは何て言って、これを私に渡すつもりだったの?

どういう気持ちでこれを作ったの?

どんな未来を想像してたの?



あなたの声で教えて―――





戻りたい

出会ったあの頃に戻りたい

幸せだったあの頃に戻って

一緒に笑っていたい

未来を変える事だって、できたかもしれない




ヨシキが生きていたらって

いつも考えてしまう



一緒に手を繋いで桜並木を歩く姿が見える

この指輪を渡す時の、ヨシキの照れた顔が見える


一緒に笑ってドレスを選んで

永遠の愛を誓って

約束した、あの海を見に行く




そんな未来が、きっと私達にはあった




夢の中の私が羨ましい

ヨシキと一緒に歩いている私が羨ましい


現実の私の横には誰もいなくて

目の前は真っ暗で・・・





もし願いが叶うなら、なんだって捧げる

流れ星に何回だって、お願いする


もう一度会いたい

会って伝えたい事が沢山あるの



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