やっぱり愛おしい
「……!!」
服には何とか隠れるけど、くっきりした鬱血した痕。
多分数日は消えない。なぜ、こんなことを!?

私が唖然としていると、シュシュッ……と、藤堂課長がネクタイをさらに緩めて、自分のワイシャツのボタンを三〜四個外すと、さっきの私同様に、課長の鎖骨も露わになった。

「さあ、茉優莉も俺に同じことをしろ。
俺にお前の痕をつけろ……さあ早く!!」
そう言って課長は、自分の鎖骨を私に近づけてきた。
やや色白で、きめ細かな課長の素肌にドキドキしながら顔を近づけた私は、同じく鎖骨の下のあたりに唇を這わせると、おそるおそる吸いついた。
課長はククッと笑いながら
「おい茉優莉、それじゃあ痕がつかないからもっと吸いつけ。噛みついてもかまわない。」
そう言って私の後頭部を強く引きつけると、私の顔を自分の鎖骨に押さえつけた。

「んーー!!」
苦しくなりながらも、鼻で息を何とか吸い込みながら、私は噛みつくようにして課長の素肌に吸いついた。




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