やっぱり愛おしい
貴晶さんを好きすぎるから、いつも一緒にいたいし、そばに置いてほしい。

貴方からのメールを見るたびに、かかってくる電話の声を聞くたびに、優しく逞しい腕に抱きしめられるたびに、深くて優しいキスに溺れるたびに、素肌を重ねて優しくささかれるたびに、貴方の手が優しく私のカラダを這うたびに、我慢出来ずに声が漏れるたびに、美しい貴方の背中に腕を回すたびに、意識を飛ばすまで翻弄されるたびに待ちわびていたうれしさの半面、いつまでこの幸せが続くのだろうかと不安でたまらなく感じていた。

もし貴晶さんが異を唱え、終焉を申し出て来た時に、私は普通に笑ってさようならができるのかな?
普通の部長と部下に戻れるのかな?
貴晶さんが私でない誰かと結ばれた時、私は普通に祝福はできるのかな?
また新たな一歩を踏み出せるのかな?
考えても仕方ないことをつい考えてしまう。

一人の部屋で鏡を見ると、うっすらと残るキスマーク。
貴晶さんが咲かせる愛の華が薄くなるほど、私は最近貴晶さんに抱かれていない。

ねえ貴晶さん、貴方にとって私はどのくらいの存在なのかな?




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