【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
次の日の朝、祐輝は自分の体調の異変に気がつく。


体がだるくて、起き上がるとメマイがする。


風邪だろうか?


時計は6時半をさしていた。


飲みすぎだろう…と思い、またうとうとするが、寝ていても体のだるさは感じられた。


今日は月末の締日なので、休む訳にはいかず、起き上がると、シャワーを浴びにいく。


とにかく、メマイがひどくて、立っているのがやっとだった。


軽くシャワーを済ませると、そのままベッドに倒れ込んで横になった。


携帯が鳴る…


「おはようございます憲吾です。朝早くすみません」


「おはよう…晴香と話してみたかい?」


「はい…来週2日に離婚届け出すって言ってます。いいですか?」


「ああ…いいよ…すまないな…なんか俺今日調子が良くなくて…」


「えっ?どうしたんですか?」


「……」


「祐輝さん?祐輝さん…」
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