【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
一瞬、前回の先生の話しを聞いた時のことを思い出した。


男女の関係を持つことも、感染症の危険があるので慎重に考えていかなくてはいけないこと…


「そっかぁ~じゃあ早く元気になって帰らないとな。ここじゃ~瑞希抱いてあげれないしな~」


「うん…」


素直に返事を返すことが不思議だった。


普通、祐輝がそんなふうに言うと、嫌だ~エッチね~なんて言葉が返ってきそうだが、瑞希は、純粋に祐輝に抱かれて愛されることを望んでいる。


瑞希が可愛くて、愛しいくて、切なくなるほど瑞希を自分も想いっていた。


このまま、何事もなく、無事に早く退院ができることを祈りながら、入院中の病室で、愛を深めていく二人だった。


面会時間ギリギリになるまで、瑞希の部屋には二人の笑い声が聞こえていた…
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