【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「申し訳ない…そうだったのか…」


「疲労と栄養不足が原因で倒れたようで、特に異常はないそうです。きちんとご飯食べてなかったのですね~」


「ああ…最近色々あってね。食欲がなかったんだ」


「奥様にご連絡差し上げますか?」


「奥様か…俺はもうすぐ独身だよ…」


「えっ…もうすぐって…離婚されるんですか?」


「ああ…まだ皆には言ってないけど、別れることになったんだ」


「すみません…私…」


「いいんだよ~もうすぐわかることだから。それより、会社に戻らなくて大丈夫かい?」


「はい。店長命令で、柴崎主任が目覚めるまでついているようにと…」


「ありがとう…ところで…俺って全裸で倒れてたの?」


「えっ!あっ…はい…見てませんから…すみません」


顔を赤くして、照れている表情が、どことなく晴香に似ていた。
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