【続編】スパイシーな彼～彼女が生きた証愛した瞬間

「何言ってるんだよ！瑞希が先にいなくなるなんて、そんなこと言わないでくれよ。俺はそんなの認めないからな！絶対俺が元気にするって言っただろう。母親には時期がきたら話すから、今日は言ったらダメだ！」


瑞希はびっくりして


「はい…」


とだけ答えた。


祐輝の怒った顔が、あまりに悲しい怒りに感じたから…


瑞希も祐輝の言葉を信じて、元気になる！そう心に誓っていた。


薬を飲んで、街並みを見ながら手をつないで歩いていると、この街一番の高層のホテル前に来た。


上の階から、この街の様子を見せたくて、祐輝は予約を入れた。


夜は最上階のレストランで食事をすることにする。


予約が終わり、近くの百貨店に入った。


瑞希の瞳がキラキラと輝いて見える。


見るもの全てに感動しながら歩く瑞希を微笑みながら見ていた。