【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
瑞希の気持ちを考えると、できない…なんて言えない。


恥じらいながら、自分に抱かれたいと言ってる女性の気持ちを、拒否するのは失礼なことだと思った。


「祐輝…」


その声に祐輝は、瑞希をみる。


優しく瑞希の肩を抱くと、髪を書き上げながら、唇を合わせる。


瑞希を大切にと思う気持ちが邪魔をする…


ゆっくりベッドに寝かせた瑞希が、祐輝のバスローブを取ると、瑞希が言った。


「心配しないで。私は祐輝の愛情をもらって、これからもずっと生きていきたい。祐輝が大好きだから毎日頑張れるの…私を大人にしてほしい…」


祐輝は瑞希の声を聞いて、自分の気持ちが確認できた。


自分しか瑞希を幸せにできないと…


ゆっくり瑞希の体に触れる。


時間をかけて、瑞希の体を一つ一つ確かめるように、愛してあげる…


男性に触れられたことのない瑞希は、全てを祐輝に任せて、愛されるという瞬間を感じていた。
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