【続編】スパイシーな彼~彼女が生きた証愛した瞬間
「瑞希…大丈夫かい?今日はここで…」


「大丈夫…祐輝。大丈夫だから」


祐輝はそっと一つになった…


瑞希は痛みで声をもらす…


優しく唇を合わせながら、祐輝は動くことなく、瑞希に触れながら、一つになった…


「瑞希…ごめん。これ以上は今はできない。瑞希を大切にしたいんだ。このまま瑞希を感じているだけで、俺幸せだから…」


「ありがとう…でもまだこのままでいて…もう少しだけ」


祐輝はそのまま、瑞希の髪に触れ、唇に触れ…自然と離れるように時間をかけた。


時が止まったように静かな部屋のベッドの中で、祐輝の胸に顔をうずめて目を閉じていた瑞希が、祐輝を覗き込んだ。


「痛かっただろう…大丈夫かい?」


「少し…」


「大人になったね…おめでとう~」


「ふふふ…ありがとう」
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