散華の麗人
雅之の言うことが間違いでもないと言うような表情で、風麗と茶々が見守る。
「で、あんたはどうするんや?」
「俺は俺でやることをやる。貴様は案じず、やることをやれ。」
雅之は不敵に笑った。
「好都合なことに、俺には陸羽派の方に知り合いの傭兵がいる。」
それだけ言って去った。
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