恋愛放棄~洋菓子売場の恋模様~
「こんな頻繁にサボってて大丈夫なんですか?」
「必要なもの買いに寄ってるだけ。食事の誘いはついでだから」
「はぁ、ついでならお断りも気にしなくて良いですね」
いや、そこは気にしろよ、って。
大して堪えて居ない様子で笑った。
「狭山さん、今日は18時上がりですよ」
いきなり横槍でいらない情報が提供される。
「店長!やめてくださいよ!」
即座に店長を睨んだけれど。
何故か逆に睨まれた。
「いい加減観念しなさい」
「そうそう、観念しろって」
援護射撃を受けて調子に乗った藤井さんと店長のニコニコ顔が並んでて、今日も余裕で断れるつもりでいた私は、思わぬ窮地に立たされた。
「じゃ、俺は失礼します」
営業スマイルで店長に一礼した彼は、私の横を通る時に一瞬だけ立ち止まると肩に手を添える。
「上がり時間に出口で待ってるな」
ぽん、と肩で手を跳ねさせて、返事も聞かずに去って行った。
その後ろ姿を見送って、私は抗議の声をあげるのだけど
「店長ぉぉ!」
「うるさい。たかが食事くらい付き合ってきなさいよ。この閑散期に貴重なお客様よ」
……一蹴された。
「必要なもの買いに寄ってるだけ。食事の誘いはついでだから」
「はぁ、ついでならお断りも気にしなくて良いですね」
いや、そこは気にしろよ、って。
大して堪えて居ない様子で笑った。
「狭山さん、今日は18時上がりですよ」
いきなり横槍でいらない情報が提供される。
「店長!やめてくださいよ!」
即座に店長を睨んだけれど。
何故か逆に睨まれた。
「いい加減観念しなさい」
「そうそう、観念しろって」
援護射撃を受けて調子に乗った藤井さんと店長のニコニコ顔が並んでて、今日も余裕で断れるつもりでいた私は、思わぬ窮地に立たされた。
「じゃ、俺は失礼します」
営業スマイルで店長に一礼した彼は、私の横を通る時に一瞬だけ立ち止まると肩に手を添える。
「上がり時間に出口で待ってるな」
ぽん、と肩で手を跳ねさせて、返事も聞かずに去って行った。
その後ろ姿を見送って、私は抗議の声をあげるのだけど
「店長ぉぉ!」
「うるさい。たかが食事くらい付き合ってきなさいよ。この閑散期に貴重なお客様よ」
……一蹴された。