恋愛放棄~洋菓子売場の恋模様~
幾ら心配しても、今はどうすることもできない。
着信があったことは後で電源を入れたらわかる筈だから、気付いたらまた連絡をくれるだろう。
今はそう思うことにして携帯を元の場所に戻すと、開店準備の続きを急ぐことにした。
レジの準備や納品チェックをしているとパートの販売員が出勤し、あっという間に開店を知らせる音楽が鳴る。
10月も下旬となれば、気の早い人がお歳暮の下見に来ていたりするので、徐々に客足は伸びてきていた。
通り過ぎる客への会釈や接客をこなしているうちに昼近くになっていて、カナちゃんが態々声をかけに来てくれたことで気がつく。
「私今から休憩ですけど、恵美さん行けそうです?」
「あ、行く!ちょっと待って」
隣の店舗に目を向ければ、すでに店長が出勤して接客をしている姿が見えた。
みさのこと何か聞けたのだろうか。
手荷物をとって休憩に出ることを他従業員に告げると、カナちゃんのもとへ戻る。
「社食でいいよね?」
頷くカナちゃんと並んで歩きながら、バックヤードに入ると共に携帯をもう一度確認する。
まだ、なんの着信もメールもなかった。
着信があったことは後で電源を入れたらわかる筈だから、気付いたらまた連絡をくれるだろう。
今はそう思うことにして携帯を元の場所に戻すと、開店準備の続きを急ぐことにした。
レジの準備や納品チェックをしているとパートの販売員が出勤し、あっという間に開店を知らせる音楽が鳴る。
10月も下旬となれば、気の早い人がお歳暮の下見に来ていたりするので、徐々に客足は伸びてきていた。
通り過ぎる客への会釈や接客をこなしているうちに昼近くになっていて、カナちゃんが態々声をかけに来てくれたことで気がつく。
「私今から休憩ですけど、恵美さん行けそうです?」
「あ、行く!ちょっと待って」
隣の店舗に目を向ければ、すでに店長が出勤して接客をしている姿が見えた。
みさのこと何か聞けたのだろうか。
手荷物をとって休憩に出ることを他従業員に告げると、カナちゃんのもとへ戻る。
「社食でいいよね?」
頷くカナちゃんと並んで歩きながら、バックヤードに入ると共に携帯をもう一度確認する。
まだ、なんの着信もメールもなかった。