2LDKの元!?カレ
焦らすつもりはなかったのだけれど、西野くんはまるで待ちきれないとでもいうように私の腕をつかんで押し倒す。
マットレスのスプリングがギシッと音を立てて軋むと、同時に私の鼓動も高鳴った。
セックスするのはいつ以来だろう。半年、それ以上かも知れない。
聡以外の人を知らない私が、彼をちゃんと満足させられられるのだろうかと急に不安に襲われて、チラリと西野くんの顔を盗み見る。
下から見上げるその顔は、いつもと違ってちゃんと男の顔をしていて、見なければよかったと後悔した。
「どうかしました?」
「ううん、なんでもない」
「……いやなら止めてもいいですけど」
「ちがうの」
そうじゃないよ、と首を横に振る。すると西野くんは額から瞼、唇から首筋へと唇を這わせながら片手で器用に私が着ているカーディガンのボタンをはずしていって。
衣服を脱がされる毎に、触れ合う肌の温度も徐々に高まっていくのがわかる。
ドキドキが止まらない。