2LDKの元!?カレ



翌朝、私は西野くんの腕の中で目覚めた。

私の腰を抱くようにのせられていた腕をゆっくりと外すと、彼を起こさないようにベッドから抜け出して服を着た。

それから昨日そのままになってしまった洗い物を片付けて、簡単な朝ご飯を作る。

できたものをテーブルに並べてから私は西野くんに声をかけた。

「おはよう、一度家に帰るね。朝ごはん作ったからよかったら食べて」
「……ん、志保子さん?」

むくりと体を起こした西野くんは、寝ぼけ眼で私を抱き寄せる。

「帰るんですか?」
「うん。着替えたいから」

さすがに二日続けて同じ服を着て出社するわけにもいかない。

「……じゃ、送っていきます」
「大丈夫、駅までの道は分かるから。私がでたら鍵だけかけてね」

西野くんと触れるだけのキスを交わすと、私はアパートを出て駅へと向かった。

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