2LDKの元!?カレ
汗ばんだワンピースを脱ぎ捨てて、きれいに磨かれた浴室に入る。
クレンジングオイルを手に取って、取れかかってる化粧に馴染ませると、銀色のレバーを持ち上げた。
シャワーヘッドから勢いよく注がれる熱いお湯を頭から浴びながら、全身を丁寧に洗っていく。
お気に入りのボディーソープの泡に包まれながら私は、聡の言葉思い返していた。
私が出て行った後、このマンションは売りに出すのだろうか。それとも聡はここに住み続けるのだろうか。
どちらにせよ、決めるなら早い方がいいに決まっている。私は私で、次の引っ越し先を考えなければならないのだから。
「引っ越し先か……」
自分んで決めたこととはいえ、住み慣れたこのマンションから離れるのはとても辛く、これからの生活にも少々不安を感じている。
「ホント、勝手だよね……私」
独り、自著気味に笑った。
やがてシャワー浴び終えると私は、体を拭き髪を簡単に乾かした後、スマホのアラームを一時間後にセットして自分のベッドに倒れこんだ。