2LDKの元!?カレ
こんな時、どうするのが正解なのだろうか。
決して嫌なわけではないのだけれど、西野くんのストレートな愛情表現に戸惑う。
思えば聡は、あまり感情を表に出さない人だった。
けれど、そうされると逆に言葉や態度で示して欲しくなるのだから困ったものだ。
じゃあ、どうされたいのか。なんてことは、実はよく分からない。
そんなあいまいな自分じゃ、また同じ失敗や別れを繰り返してしまいそうな気がして少し、怖くなった。
アパートにつくと、西野くんは玄関先で靴を履いたまま、強引に唇を重ねてくる。
体はとても疲れていてシャワーを浴びてすぐ、ベッドにもぐりこみたかったのだけれど。そんな思いを口にすることもせず、私は自分から舌を絡めた。
西野くんの言っていたガマンは、玄関で限界を迎えてしまったのだろうか。
キスだけでは止められない様子で、私のスカートの中に手を入れるとストッキングとショーツに手を掛ける。
「ねえ、西野くん。こんなところでするの?」
「……いや、ですか?」
「そうじゃないけど」
「なら、いいじゃないですか。ここは響くから、あまり声をだすと外に聞こえちゃうかも知れませんけど」
中途半端に脱がされたまま、意地悪な事を言う彼を受け入れる。
二度目はバスルームで、三度目はベッドで。
その夜私は、彼に求められるがまま何度も抱かれた。